日本人は温泉好きの民族だなあと改めて思う。
現在、都道府県の認可を受け、使用されている源泉数は約1万8000本。
近年は自治体が数億というお金を投じて、温泉施設の建設にいそしんでいる。
どこも意匠を凝らした立派な造りで、
ほとんどが独自に源泉を掘削しているが、
なかなか"いい湯"というのが少ない。
そのなかで長野県最南部、
平谷村の国道沿いにある日帰り温泉センター「ひまわりの湯」は、
芒硝重曹泉で泉質が抜群なのだ。
透明な美しい湯だが、なめてみると強い薬苦味がする。
つるつる度も強く、大きな岩造りの露天風呂に行くまでにも、
湯の成分で気をつけないと滑ってしまいそうだ。
子供からお年寄りまで楽しめる、このようなきれいな温泉施設は、
新たなひとつの温泉レジャー文化を生み出したといえるのではないだろうか。
ここ「ひまわりの湯」も、風呂上がりのビールがうまい一軒だった。